1歳の誕生日に行う「選び取り」は、赤ちゃんがこれからどのような道に進むかを占う、楽しい伝統行事です。

我が家も息子2人とも選び取りをしました!
選び取りを通じて成長をお祝いし、赤ちゃんの未来を想像しながら家族で盛り上がることができます。
本記事では、選び取りの意味ややり方、準備のポイント、さらに注意点について詳しく解説します。
選び取りとは?その意味と由来
選び取りは、赤ちゃんの1歳の誕生日に行う伝統的な行事で、赤ちゃんが何を選ぶかによって将来の性格や職業を占うという意味があります。
選び取りに用意するアイテムにはそれぞれ異なる意味が込められており、赤ちゃんがどのアイテムを選ぶかによって「どんな才能があるのか」「どんな未来に進むのか」を占います。
選び取りは、江戸時代に誕生したとされる行事です。この頃から、一升餅を背負わせる習慣と共に、赤ちゃんが選ぶものによって将来の職業や性格を占う遊びが広まりました。
現代でも、多くの家庭でお祝いイベントとして行われ、赤ちゃんが手を伸ばしたアイテムに家族みんなで一喜一憂する姿が見られます。
選び取りのやり方:準備と進め方
選び取りのやり方はシンプルで、準備するアイテムを並べ、赤ちゃんが選びたいアイテムに手を伸ばすのを見守るだけ。
選び取りに使うアイテムは、用意するものによって占う内容が変わるため、定番のものから自由にアレンジして選びましょう。
1. アイテムを準備する
以下は、よく使われるアイテムとその意味の例です。
必要に応じて、家族に縁のある職業や好きな趣味に関連するアイテムを用意して、オリジナルの選び取りを楽しむのもおすすめです。
「職業」「趣味」「性格」などのテーマでアイテムを絞るのも面白いと思います。

我が家は12アイテム用意しました!
上記のよく使われるアイテムに、以下を加えてみました。
本(学者)・ハサミ(美容師)・お酒(酒飲み)・スマホ(プログラマー)・ウクレレ(音楽家)・バスケットボール(スポーツ選手)・スイッチコントローラー(ゲーマー)
2. アイテムを並べる
準備したアイテムを床に並べ、赤ちゃんが選びやすいように少し離して配置します。
カラフルなアイテムや赤ちゃんが触りやすいものを工夫すると、興味を引きやすくなります。

アイテムを一列に並べて、少し離れたところからよーいどん!しました。
3. 赤ちゃんに選ばせる
赤ちゃんの興味が湧いたアイテムに手を伸ばすのを見守りましょう。
赤ちゃんが選んだアイテムを家族で確認し、未来を想像しながら盛り上がります。
赤ちゃんが迷った場合も、選ぶまでゆっくり待つことが大切です。

家族みんなが、選んだものが何を意味するか分かるように簡単なメモを用意しておくのがおすすめです。

選び取りの注意点
選び取りをする際は、赤ちゃんの安全と楽しさを最優先に進めることが大切です。
以下の注意点を参考に、無理なく進行しましょう。

選び取りで使ったハサミは、普通のハサミだと危ないので
カバーのついている赤ちゃん爪切り用のハサミにしました。

赤ちゃんを中心に円形に配置してみたり色ごとに配置してみたり、赤ちゃんの興味を引く工夫をするのもおすすめです。
オリジナルアイテムで自分らしい選び取りを
選び取りに使うアイテムは、伝統的なものにこだわらず、家族の希望や趣味に合わせたものを取り入れてもOKです。
たとえば、音楽好きな家庭なら「楽器のおもちゃ」、旅行好きな家庭なら「小さな地球儀」など、自由にアレンジすることでオリジナル性を持たせ、より家族の絆を感じる行事にすることができます。
まとめ
1歳の誕生日の「選び取り」は、赤ちゃんの未来を家族全員で想像し、温かい気持ちで成長を祝う特別なイベントです。
アイテム選びや配置に工夫を凝らし、家族で一緒に楽しみましょう。
また、赤ちゃんが何を選んでも、それが素敵な思い出として後々振り返れるよう、写真や動画で残すこともおすすめです。
安全に気を配りつつ、赤ちゃんの未来に思いを馳せ、家族で素敵なひとときを過ごしてください!
コメント